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畳のまめ知識〜たたみの性能
『畳』って、日本の「気候」「風土」に適した、優れた床材なんです。
畳には他の床材では味わうことのできない感触があります。
畳の具体的な評価のいくつかをご紹介します。
その壱 曲げ強さ
畳は、その構成材料や畳床の厚さによって曲げ強さが変わります。硬さや剛性、或いは弾力性など、畳に要求される基本的な性能として捉えられます。すなわち、畳の丈夫さ(強さ)を意味しています。
その弐 硬さ
畳には、ある程度の弾力性と柔軟性のある硬さが必要なのです。例えば、畳の上で転んで頭や身体を打ち付けた場合でも衝撃を吸収する柔軟性があるのです。
その参 圧縮強さ
畳は、長年にわたる使用にも耐える性能でなければなりません。人の歩行によって繰り返し踏みつけられたり、家具などによって長期間押さえつけられもします。厚さ40�にも重ねた稲わらを、わずか5�まで圧縮することによって生じる復元力が、稲わら畳床の弾力性と耐久を生みます
その四 吸放湿性
稲わらや、い草(畳表)は自然の素材です。素材の特性から僅かながら湿気を吸収し、また放湿する性質があります。しかし吸湿する速度に比べ放湿する速度は遅く、蓄積する傾向があります。従って、放湿効果を上げるためにはこまめな換気が望まれるのです。
その五 断熱保温性
稲わらには熱を伝えにくい特性があります。稲わらの空洞がその高い断熱性の秘密です。また、一度温かい状態になると熱を逃がさない保温の役目をします。
その六 寸法安全性
畳は、敷き込んだ後に若干の寸法変化が起こることがあります。それは畳床の膨張や収縮によって起こることが考えられますが、、極端な吸放湿がない限り、隙間が空いたり畳が持ち上がったりということはまずないといえます。
その七 床衝撃音遮断性
稲わらの沢山の空洞に含まれる空気が、音を吸い込む吸音効果を持ちます。また、一般に遮音性は重量に比例すると言われていますが、稲わら畳床の重量感がここでは長所になります。畳の種類にもよりますが、例えばコンクリートの床に敷いた場合の「衝撃音」はかなり改善されることがわかっています。
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